労働トラブル「いじめ」
労働トラブル「いじめ」
2023.10.3
こんにちは。三愛友好交流協同組合です!
本日は、労働トラブルの中で最も多い「いじめ・嫌がらせ」についてお話しします。
厚生労働省から、令和4年度「個別労働紛争解決制度の施行状況」が公表されました。
その中に記載されていた、総合労働相談件数は124万8,368件で、15年連続で100万件を超え、高止まりをしています。
民事上の個別労働紛争における相談、助言・指導の申出、あっせんの申請の全項目で、
「いじめ・嫌がらせ」の件数が引き続き最多となっているようです。
技能実習生からも「先輩からいじめをされた」、「指導員から嫌がらせをされている」などの声が上がることがあります。
大半が根底に”コミュニケーション不足”があることが多いですが、人間関係のトラブルは中々骨が折れます。
当組合の監理担当者は、当事者の声を親身に聞き取り、事実から解決案を見出し、
即時解決に取り組んでいます。もちろん、実習実施者様の協力があってこそ成り立つことです。
実習を3年間継続してもらうためにも、良好な人間関係を保ちたいものですね。
〈いじめの相談件数等について〉
〇民事上の個別労働紛争の相談件数では、69,932件(前年度比18.7%減)〔11年連続最多〕
〇助言・指導の申出では、1,005件(同40.5%減)〔10年連続最多〕
〇あっせんの申請では、866件(同26.1%減)〔9年連続最多〕
労働トラブルのトップが「いじめ・嫌がらせ」であるということは知っておきましょう。
また、各企業において問題が起こる前に各種ハラスメントの防止対策などに力を入れていけると良いですね。